ディスプレイ用

先日ご来店のあったお客様「洋書をみたいのですが」。
「何語のどんなものを?」
「それが、ディスプレイに使うのです」
といってイメージ図をみせてくださいました。

需要はワカリマシタ。なるべく背が厚くて題字が金で入っているようなのがよさそうです。こちらは中身について気が行きがちですが、そこを抑えてばらばらな内容の本をいくつかご提案しました。たしか以前も居酒屋の方が、客席に飾るのに古いノボリがよいとかで、何枚かレトロなものをお売りしたことがありました。(いまの在庫に四高の創立記念手ぬぐいが3種類ありますが、旧制高校ファンや卒業生の方、お部屋にいかがですか!?)

いつもは内容からの問い合わせが多いですが、このようなときもできるだけお答えしますので、お気軽にご相談下さい。

季刊鴨嘴2011年秋号

季刊鴨嘴の秋号、すでに先月半ばに各所で配布していますが、こちらでの紹介が遅れました。今回は特別に全データを掲載します。画像写真をクリックしてください。表紙トップの話題は先日既に終了した福野アミューでのイベント告知ですが、次ページより金沢で50年続いている詩の同人誌「笛」と詩人濱口國雄についてのインタビューがございます。どうぞご一読お楽しみ下さい。

福野アミューで古本即売会

夏のおわりの寂しさを紛らす古本のイベントといえば、福野(南砺市)のショッピングセンター「アミュー」での古本合同即売会です。今回の参加者は、当店のほか、アテネ堂古書店、一誠堂能瀬書店、金沢文圃閣、宝の本、そしてオヨヨ書林。こんな本は街中の書店ではもうないのだ、という本が満載です。そもそも街中の書店もすっかり数が減りました。当店も荷造りをしながら、なんだかしみじみしてばかりです。29日(月)までです。金沢から、富山から、みなさんどうぞお立ち寄りください。

地域の仕事

先日の日曜日は朝から働きました。一人は朝5時半におきて6時集合の消防訓練に出席。といってもポンプのエンジンチェックだけですので、係員同士で雑談さえしなければ15分ほどで終了です。ちなみに毎月やっています。

もう一人は草刈機をもって朝8時に集合。世帯から一人づつ人を出しての草刈で、あちこちでブンブンとエンジン音がしています。夏はこの調子で6回はあります。当店は農家ではないので、まだ少ないですが、これで田畑所有者ですと当番量が増えて、ほとんど毎週になってしまいます。帰宅したのは12時前でした。暑かったのでみなさん相当大変でした。「来年からはこの時期は5時集合で開始しよう」ということになったそうです。

しかしそのあと地区のソフトボールチームの人たちは、夕方から試合をして毎度の打ち上げを深夜までやっていたのですから、なかなかの体力といわねばなりません。当店の者一名もじつはメンバーです。

夏休みありません

恒例のとおり、定まった夏季休業をいたしません。帰省の方をはじめ、みなさまのお越しをお待ちしております。ただし不意の外出などがあるかもしれませんので、おそれいりますが、ご来店前にはご連絡ください。よろしくおねがいいたします。

前に店舗があった場所

当店の歴史は店の場所によって広坂時代、野町時代、福畠時代の三つの時代にわけられます。野町での店舗は金沢の中心街から犀川大橋をわたり、次の大きな信号までの間にありました。2007年末まで4年間商いをさせていただいた場所です。いまそこは、歴史を掘り起こして新しく「瓶割坂通り」という名前になっていました。昭和の半ばまでは商店がぎっしり並び、市電がとおり、大人もこどもも行き交う賑やかな場所だったとききました。市電はとうの昔に廃線、移転のきっかけの工事で国道は拡幅し、地中には様々なりっぱな設備が埋め込まれているそうです。以前当店があった場所は…。ビルとビルの間のコイン駐車場です。この瓶割坂にコイン駐車場は現在みっつ。そんな場所があの街この街に拡大していることでしょう。

合同古書目録「金沢書友会」33号を発行しました

半年に一度の古書目録、この夏の号を発行しました。

会員制の目録ですが、当店に本をご注文の方は「目録希望」とお書き添えいただきましたら同梱いたします(目録の在庫限り)。なお目録のみご希望の方は頒価300円となっております。目録についての詳しい情報はこちらもどうぞ。

つるバラ

つるバラの開花は今がピークです。今週金曜日発行の合同古書目録「金沢書友会」の原稿を印刷やさんにお願いしたら、そのあいだ、急いで「山の家の仕事」をしています。週末はあさ6時集合で、みなで地域の道路脇の草刈です。この集団草刈がこれから秋までなんどもあります。そのあとは自分の家のまわりの草刈、庭の除草、庭木の剪定、畑の手入れ、そして蒔運び。写真はたきつけ用の小さい蒔を積んだところです。バラが終わったらアジサイがきれいに咲くでしょう。夏つばきも花をつけはじめました。次々と花に包まれる季節です。

連絡先を伺わなかったお客様へ(この場を借りて)

ご連絡その1) 冬の頃、ウェブで連絡すると約束申し上げた「大月文庫ファン」のお客様へ。あいにくまだ大月文庫の束は新規にでてきていません。本の広場には図録の上の高い場所に労働運動系の焼けのある文庫をまとめています。いましばらくお待ち下さい。

ご連絡その2) 昨年秋、安曇野の西丸震哉記念館でお目にかかったご縁でいらした、凧作りがご趣味で江戸小紋など柄の資料をお探しのお客様へ。よさそうな本が入りました。「明治大正装飾紋・細工模様紙類集」。面白いので、また一度機会をみてご来店の下さい。

「季刊鴨嘴」2011年 夏号発行しています。

お知らせが遅くなりました。年に4回発行の、読み物つきミニ目録「季刊鴨嘴」立夏号発行しています。すでに市内外の各所で配布しております。「本の広場」にもおいておりますので、お持ち下さい。目録の特集では、 「はじめての詩歌特集。石川の詩人を中心に」として最近の入荷からご案内しています。地元読書界探訪では、玉川こども図書館の「世界の絵本」コーナーについて、司書の方からお話を伺いました。