投稿者「Vio」のアーカイブ

金沢書友会目録第36号は12月14日発行です。

年に2度、金沢から発行する合同古書目録「金沢書友会」の冬号は12月14日の発行です。暦の都合でことしは遅い発行になりました。お待たせしておりますが、まもなくお手元に届きますので、どうぞふるってお申し込み下さい。嵐の日や雪の日に、楽しみにできる目録であるよう、各店鋭意準備しております。

季刊鴨嘴 冬号から

遅れましたが季刊鴨嘴(きかんかものはし)冬号を各所に配布中です。「本の広場」にまず置きました。前号からの新コーナー「世界本好き紀行」の記事はウェブでも読めます。今号は、フランスの若いおとうさんルリユールへのインタビューです。

薪が積み上がっています

寒い日が続きます。ストーブに火をいれてから、毎日のようにつめたい雨が降っています。もうすぐそれが、氷に、雪に、なっていくことでしょう。薪もたくさん用意できました。薪のロールケーキクリスマスの定番の、チョコレートクリームでまわりを包んだロールケーキは、ビュッシュ・ド・ノエルといってクリスマスの薪という意味ですよ、とどこかで読んで以来、薪の山をみるたびに、これが全部ロールケーキだったらすごいなあと、甘い想像をするのでした。

あたらしい看板

山の古本屋は秋仕事に追われていました。秋まきの畑の野菜のこと、落ちてくる木の実を保存食に、草刈りをして、そして大事な冬の燃料、薪運び。冬になるまえに、いそげいそげ。それから寒くなる前に、しっかり看板も作りましょう、というわけで、やっとで階段をあがったところの看板も新規作成しました。今回は入り口に古本屋としての表札もはじめて作りました。12月になると、犀川大橋の近く野町広小路交差点そばから、この山に引っ越してきて5年が過ぎることになります。

世界・本好き紀行 ソウル編

当店の冊子「季刊鴨嘴」最新号に掲載の、新しいシリーズ「世界・本好き紀行」を、ウェブにも掲載することにしました。記念すべき第1回の登場は、ソウルの本屋さんの話をしてくださった、地元編集者パッズさんです。「ソウルにある不思議の国の古本屋」をどうぞご覧下さい。

福野の即売会おわりました

福野アミューでの古本即売会はおわりました。夏に始まり秋におわった季節の変わり目のイベントでした。ご来場下さったみなさん、ありがとうございました!

福野アミューでの合同古本即売会はじまりました

晩夏恒例の、福野(富山)アミューでの即売会がはじまりました。参加店は本の広場の仲間です。ここ数日、とても暑いなか、せっせと古本をチェックしては値段を貼っていました。あたまがぼーっとしてきて、どんどん安い値付けをしてしまいました。しかも、たくさんそれで用意したので、ならべてみたらけっこうな量でした。ブログを見てくださった方はいまがチャンスです。金沢北部からは山越えしたら案外すぐですので、みなさんどうぞひやかしに行って下さい。帰りは食品のお買い物もして、ご家族に喜ばれましょう。

「季刊鴨嘴」最新号、発行しました

気温は高く残暑のまいにちですが、立秋を過ぎて虫の声に。秋のものが混ざってきました。庭のムラサキシキブのつぶつぶが色づきはじめ、まだ緑色ながらも栗のイガが大きくなっているのに気がつきます。
季刊鴨嘴 立秋号 は、本の広場をはじめ、ご協力店各所へ配布しました。目録は、第1特集に「図録あれこれ」 と題して一般的に購入の難しい美術館や博物館の展覧会図録を、第2特集は「知られざる郷土の本」として、これまた一般購入困難な石川県関係のいろいろの本をリストにしました。

広津里香詩集

「広津里香詩集」
広津里香上田正行井崎外枝子
2012年 石川近代文学館発行
新本、文庫版、231頁 制作・造本設計 龜鳴屋
定価980円

当店で扱っております。
この書籍に関しては、当店が唯一の通販対応所です。

【追記】当店での取り扱いは終了いたしました。(2013年1月)

熱中症にはご注意を

この連休も猛暑でしたね。金沢は37度を記録した海の日でした。夏季になると週末ごとにお客様が山の店までお見えになります。みなさん当店をおぼえていてくださってありがとうございます! 目指してくださってありがとうございます! (できればご来店前にお電話をおねがいします! )

過去通算5名くらいの方により徒歩や自転車によるご来店がありましたが、くれぐれも熱中症にはご注意下さい。水筒と携帯電話をおわすれなく! しかし重大な注意事項は、こちらの山で通じる携帯電話はドコモさんとAUさんのみということです。低価格で人気の高い白い犬派の方は山の麓の不動寺小学校の角を山に向かって入ったあたりで途切れますので覚悟が必要です。道に迷ったときは、近隣地区居住者の確率が高い車種である軽トラックなどに、「福畠町(ふくばたけまち)は?」と訊ねてください。

古本屋へ行くだけなのに、ちょっとした冒険になってしまうこの店。しかし!開店時は町の中心部にある眺めの良いブックカフェだったものでした。時は流れ、店は彷徨い…。いえいえ、お客様こそどうぞ炎天下で彷徨われることが有りませんように。充実の古本と鉄濃度の高い簡易水道水(金沢市企業局の水とはちょっと違うミネラル水です)で、おもてなしさせていただきます。お水ご入り用の方はお気軽にお申し付け下さい。